うつうつうつつな悶々とした生活から少しずつ脱してきたころ、当たり前の生活を心がけるようにしてみました。
あたりまえにしていた普通の生活をおくってみること。
それは・・・、
朝におきること。
ご飯を食べること。
外の空気を吸うこと。
新聞をポストに取りに行くこと。
顔を洗うこと。
歯磨きをすること。
そんなたわいもないことを意識していないと、やる気が基本的にわいてこないので、重い体と心を動かすことができない。
まずはお布団からでること。
それが第一の難関。
特別眠いわけでもないけれど、布団から起きる力がわかない。
抗うつ薬のせいか?
そんなはずはない・・・。
睡眠薬も飲んでないから、やっぱりうつ病っていうやつのせいか。
体のどこにもおもりがのっているわけでもないし、布団がやたらに重いわけではない。
西川の高級羽毛布団を使っているんだもん。
普通に働いていた頃は、安眠な上に快眠できる羽毛布団だと感じてたもん。
布団のせいなんかじゃない。
起きようと、思うけれど行動にうつせない。
体がだるいというか重いの。
目もちゃんと開いてるよ、ほら。
大きな目にしてみる。
うつ病になってやせたので、大きな目をすると自分でもくぼんでいるのが感じられるようになった。
なんで起きれないんだろう。
今日はちゃんと起きてやろうと思っていたのに・・・。
暗い部屋に布団の中で固まっているうつ病いんぐ。
電気をつける気にもならない。
そのうちもっと布団をかぶってみると、知らぬ間に眠りの世界へ・・・。
布団から出れない生活があるなんて、思ってもみなかった。
休職しているから安心して就寝はできるのだけど、寝起きの悪さはまったく仕事をしていた時と変わらない。
仕事の生活のリズムが抜けきれなくて、なんてことは微塵にも感じられない生活リズム。
休職してからというもの、仕事に行く時間になんて目が覚めたことがない。
目覚まし時計のいらない生活になったけれど、体を起こしてくれる機械が欲しいと思うほどだよ。
とほほ・・・。
布団の上の見えないモンスターと闘っている感じ。
ためしにクロールのようにして布団の中で泳いでみた。
体を動かして、血の巡りがよくなれば起きられるかな、と思って・・・。
ただ疲れただけだった。
余計に布団から出れなくなったよ。
無理に闘うのはやめよう。
からだの求めているように、もうとことんぐでぐでしたら変わってくるんじゃないかな。
そこからしばらく無理しない生活にしてみることにした、うつ病いんぐでした。
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¥8000 | ¥12900 | ¥7500 | ¥2940 |
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- PutiRaku -
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