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万が一という時に備えて、残業内容はメモに残しておこう

働いていた頃にいんぐもよくやっていた「持ち帰り残業」。
「風呂敷残業」ともいうようです。

そういえば、年配の上司は本当に風呂敷に資料や仕事に関する本を風呂敷に包んで持ち帰っていたな。
懐かしい・・・。

最近多いのは、メールで書類を自宅のパソコンに送って仕事をする「メール残業」だそうです。
ふむふむ。
そういえば親戚の人もよく「メール残業」をしているなぁ。

いんぐの上司もあたりまえのように持ち帰り残業をしていました。
女性の上司で結婚をしていて家庭のある人は、子供たちと時間をすごすためにもよく持ち帰っていたな。
そんな姿もみているから、持ち帰り残業はあたりまえだったし極自然なことでした。
自分もそうすればいいんだ、と今の職場に入ってからそのように感じていました。

残業代なんて払われないのがあたりまえで、そういうものかと思っていたけれどそんなことはないんですよね。

ただ残業代を請求するには、労働時間の正確な記録が必要になります。

過労死をめぐる裁判でも、
妻や夫の証言によって残業の様子や持ち帰った仕事の内容と自宅に残された資料をもとに、
過重労働と認めた判決が幾つかあります。
これは持ち帰り残業を含めて過重労働を認めた判決です。

つまり自宅での残業を労働時間に算入して、過重労働を裁判所が認めたということになります。

実際は、自宅に持ち帰った場合は残業と認められるのは難しいというのが実情だそうです。

というのも、仕事に私生活が入り混じって公私の区別がつけにくいからです。

実際の労働時間を客観的に立証するのが難しいので、持ち帰り残業は認められにくいようです。
そうかもしれませんね。

職場が残業と認めないとしても、自分自身を守る上でも自宅でした残業内容をはメモや日記に残しておきましょう。
「何時から何時、○○に関する資料作り」などという感じです。

働いてた頃のいんぐはそのような意識ではなかったのですが、時々日記として残していました。
でも忙しく中に身をおくと、そのちょっとした記録を残すよりも少しでも早く寝たいと言う気持ちにもなります。
「ちょっとでも仕事をすすめたい」
と思って、忙しくなればなるほど日記も書かなっていました。
そしてどんどん疲れていったし、自分の中で1日を振り返る余裕さえも失っていったと思います。

メモや日記は残しておく方がいいと思います。

残業代は支払われないとしても、自衛策になります。

働きすぎているということに自分自身が早い時期に気がつくかもしれませんし、心や体の不調を発見しやすくなります。
心療内科へいく時やカウンセリングを受けるときにも役立つと思います。

働き盛りの急性心筋梗塞も増えています。
実際にいんぐの中学時代の同級生も亡くなっていますから。

死人にくちなしです。
一人暮らしや家族と離れて暮らしていたらなおさらです。

家族の悲しみを癒すためにも、裁判のためではなくてどんな風にはたらいていたのか知る機会にもなります。
何か残しておく方がいいと感じています。

「労働時間」というのは、使用者の指揮命令かにおかれている時間。
自主的に仕事を持ち帰る場合は、会社の拘束から離れるわけですから労働になりません。

「自宅の方が集中できるから」
とか
「調子がのるから持ち帰って仕事をする」
というのは、自主的に持ち帰ったので仕事ではなくなりますので注意!

もし仮に上司が
「残業するな!」
といっても、与えられた仕事が就業時間内に終わらないような量で、会社に残ったり持ち帰ったりしなければ終わらない状態。
こういう状況であれば、黙示の指揮命令となって、実質的に残業を強制されているので「労働」となるそうです。

日本ではあたりまえのようにサービス残業がはびこっています。
だからサラリーマンのお父さんたちの帰りは遅いのですね。
飲んで憂さを晴らしている人もいるでしょうが・・・。

「会社で仕事をしてくる」方が、「自宅に持ち帰る」よりも何かの時には効力がありそうです。

会社に居残って仕事をしていれば、いざ裁判になった時には残業として認められるケースが少なくないようです。
それは一緒に働いていた同僚やタイムカードなどの退社時間の記録が証拠となるからです。

自分の身は自分で守りましょう!
残業の記録は、うつ病の予防にもなりますし、体の病気も予防してくれることになると思いますよ。

というか、
「就業時間内に仕事を終えて早く帰宅する」
というのがあたりまえの日本の社会になるとよいのですが・・・。

復帰したら、残業はなるべく持ち帰らずに職場でやってこようと思う、いんぐでした。

寿三郎 ふろしき 二巾四越ちりめん 友禅染
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ベルばらKids メモ帳
韓流グッズ《悲しき恋歌》クォン・サンウ/メモ帳B(たて型)
マジマネ4 職場の法律知識を学ぶ!
サービス残業・労使トラブルを解消する就業規則の見直し方
過労死サバイバル―仕事ストレスが心身を蝕む前に (シリーズCura)
Q&A過労死・過労自殺110番―事例と労災認定への取組み (110番シリーズ)
Amazy
リタリンはリタリンが有効な病気に処方しよう

欝病の治療以外にもリタリンは処方されているそうです。

リタリンとは、うつ病などの治療薬として承認されている向精神薬です。
成分名は塩酸メチルフェニデートといいます。

中枢神経に作用し、興奮や覚醒効果をもたらすく薬剤です。

適応は難治性うつ病と遷延性うつ病、ナルコレプシーとなっています。
子供の注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療にも使われています。

その他に、末期がん患者さんへの治療にも用いられているそうです。
モルヒネなどを使う痛みの緩和ケアでリタリンの覚醒作用を活用しているとのことでした。
モルヒネなどは眠気や倦怠感といったうつ的な症状が強く出る薬です。
患者さんのQOL(生命の質・生活の質)を高めるために、末期の生活には治療上必要という意見もありました。

今回のリタリン乱用による薬物依存症となったという報告をうけて、処方や流通を規制する運びとなっているようです。

製造販売元のノバルティスファーマは、うつ病に対する効能効果を取り下げる方針。
厚生労働省は、処方できる医師や医療機関を限定したり、流通を規制する方向で調整中です。

難治性のうつ病の患者さんだけでなく、このリタリンを必要としている人たちがいます。
正しい知識をもった医師が適切な方法で、必要としている患者さんに届くように調整して欲しいな、と思いました。

ADHDのついても最近名前が浸透してきた障害の名前です。
ジャイアン症候群として紹介されて、いんぐもしったくらいです。
ナルコレプシーの患者さんは、緊張すると突然脱力して眠ってしまう病気だそうです。
日常生活への支障が大きいでしょうから、ナルコレプシーの方にも必要だと感じます。

テレビのコマーシャルで、
「用法用量を守り、正しい方法で服用しましょう」
といっていたのを思い出します。

薬の事典にもきちんと説明文が載っていました。

お医者さんも説明書を読んで正しく処方してくれれば安心ですね。
患者になったらもらった薬を自分なりに調べてみます。
お医者さんも忙しいと思いますが、お勉強をよろしくおねがいします。

こころの病気を知る事典 新版
ナルコレプシーの研究―知られざる睡眠障害の謎 (Hot‐nonfiction)
どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」
読んで学べるADHDのペアレントトレーニング―むずかしい子にやさしい子育て
おとなのADHD―社会でじょうずに生きていくために
めざせ!ポジティブADHD
VINYL COLLECTIBLE DOLLS ジャイアン
ザ・サウンド ドラえもん ジャムボックス
Amazy
リタリンへの依存

リタリンに依存するドキュメントをテレビで見ました。
たしか日本テレビの深夜に放送されるNNNドキュメントという番組だったように思います。
タイトルは「オーバードーズ」だったと記憶しています。

薬物依存になっていると、リタリンなしではいられなくなっていました。
最初からたくさんの薬を必要としていたのではなく、受診をして処方された薬がたまたまリタリンだったという人。
心の病の治療を続けていくうちに、リタリンなしではいられなくなっていたといいます。

取材を受けている女性のリタリンの処方されている量が尋常じゃない量で驚きました。
こんなにいっぱい薬を飲んで、大丈夫なのかと心配してしまう量でした。
1種類の薬の処方なのに、薬のシートが何シートもあって大きな薬袋に入っています。
異様な感じです。

合法ドラッグと同じだな、と感じました。
本当に怖いと思いました。

医師が処方している薬なのに、薬物依存に陥るなんて・・・。
医者の処方の仕方にも疑問がありますが・・・。
自分の身は自分で守るしかありません。

リタリンは強い覚醒作用をもつそうです。

「リタリンを飲むとしゃきっとする」
とか
「リタリンを飲むと集中力が増す」
と言って服用する人たちをテレビで見ました。

リタリンをつぶして鼻から吸う方法で摂取する人もいました。
鼻の粘膜から直接吸収されるので、鼻からの吸引は即効性があるためだといいます。

鼻から吸引する麻薬の映像をテレビで見たことがあります。
この麻薬のシーンと医者から処方されたリタリンが同じもののように感じました。

吸引した女性はにたーっと不気味な表情を見せましたが、
「こころが落ち着く、これで仕事がはかどる」
といってパソコンに向かいました。

表現しにくいけれど、怖かったです。

その女性は依存症の治療で有名な病院に入院をして、薬物依存の離脱症状を脱します。
そして退院をしていきました。

日本にはこうやって薬物依存やアルコール依存症への治療を行う病院は数少ないように思います。
群馬県にある赤木高原ホスピタルは依存症の治療で有名です。

http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/

リタリンに限らず、他の向精神薬や市販の咳止め薬を乱用する患者さんをたびたび診るそうです。
具体的な名前が挙げられていませんでしたが、リタリンのように手放せない薬があるとしたら早く相談した方がいいと思います。
体を壊すだけじゃなくて、薬に依存している間の人生を台無しにしてしまうからです。

自助グループ「日本ダルク」の人たちも、薬局で買える市販のせき止め薬への依存が多いと新聞に寄せていました。
1つの薬物に依存するようになると、別の薬にも手を出し、種類や量が増える傾向があるとも言っています。
http://www21.ocn.ne.jp/~darc/index.htm

ASKというNPOの活動も参考にしてみて下さい。
ASKとは、アルコール薬物問題全国市民協会のことです。
http://www.ask.or.jp/index.html

身近な人の人生や命を守るためにも、おかしいなと思ったら近くの病院や専門の機関に相談したいですね。

自分の知らない間に、処方された薬をきちんと飲んでいたことで薬物依存にかかるかもしれません。
薬害にあうかもしれません。
重症な副作用がでるかもしれません。

自分の身は自分で守っていきましょう。
自分の大切な人の体も守ってあげたいな。
そういんぐは感じています。

生きちゃってるし、死なないし―リストカット&オーバードーズ依存症
“消えたい”症候群―リストカットとオーバードーズ 生への処方箋を考える
「酒のない人生」をはじめる方法 (アルコール依存症〈回復ノート〉 (1))
『食べない心』と『吐く心』を越えて -摂食障害から立ち直る女性たち-
やめたくてもやめられない―依存症の時代 (新書y (184))
麻薬脱出―250万依存者の生と死の闘い
依存性薬物と乱用・依存・中毒―時代の狭間を見つめて
さらば、哀しみのドラッグ
Amazy
向精神薬リタリンの乱用問題

テレビで薬物依存の番組をみました。
そこで初めてリタリンという名前を知りました。

リタリンは向精神薬。
うつ病の患者に処方されている薬。

うつ病いんぐも抗うつ薬を飲んでいますが、リタリンは処方されていませんでした。
よかったぁ。

昔は抗うつ薬の種類が少なくて、リタリンの処方が普通にされていたときもあったようです。
でも今は多種類の抗欝薬が開発されて流通しているので、欝病の第一選択薬ではありません。

普通に精神科を受診して処方されていた人もいます。
知らぬ知らぬのうちにリタリンの服用量がどんどん増えていき、リタリンなしではいられなくなっていた、といいます。

別の医師に相談したら、
「薬物依存の症状だ」
と言われて驚いたそうです。

医師が処方する薬は安全だと思っていたそうです。
まさか自分が薬物依存になるなんて・・・。

それはその通りですよね。
言われるがまま、処方されるがまま良くなると思って飲んでいたのですから・・・。
薬物依存の可能性がある薬を医者からもらうのは、おかしな感じがします。

院外処方だったら、安易にリタリンが大量に処方されないのでしょうか?
薬剤師が気がついて、処方した医師に問い合わせをしてくれるのでしょうか?

医師から「治療の必要性があるので処方して大丈夫」と言われたら、言われたままの量を患者に出すのでしょうか?
その点についてはよくわかりません・・・。

いずれにしても正しい薬剤の情報を得る必要がありますね。

医者が処方したものだから大丈夫、とはいいきれません。
新しい薬の知識を常に頭に入っている医師とも限りません。

医者も人間ですから間違うこともあるでしょう。

医師の説明と薬剤師の説明の両方をちゃんと聞いたほうがいいんだな、と思いました。
そして飲む前に薬の事典を開いて、自分の目で確かめた方がいいようにも思いました。
きちんと理解して飲む。
本当はこれが一番基本的なことなのかもしれませんね。

副作用や薬が効く時間も書いてあります。
自分の目で読んで確認するっていう方法も、自分の体の治療ですから患者自身も知っておくことが基本になりそうです。

ジェネリック薬品があることがわかれば、薬局でそれを請求してもらえば薬代も安く済みます。
賢い患者になる必要がありますね。

ただ抑うつ状態のときは、本を開くエネルギーもありませんから家族の方に知ってもらうほうがいいでしょうね。

今日の治療薬 2008年版―解説と便覧 (2008)
精神科のくすりを語ろう―患者からみた官能的評価ハンドブック
こころの治療薬ハンドブック 第5版
日本医薬品集医療薬 2008年版 (2008)
くすりの事典 2008年版―病院からもらった薬がよくわかる (2008)
薬の事典ピルブック 2008年版 (2008)
リタリンを飲むなら、知っておきたいこと
リタリンをこえて―効用と限界
Amazy
長時間労働の恐ろしさ

仕事の量を適正にするために

ドイツでは、
「残業時間を含めて1日10時間」
を総労働時間の限度とする法律があるそうです。

ヨーロッパでは、
「仕事から仕事の間に11時間の休息時間を設ける」
などの方策が出されているそうです。

日本では・・・。
どうでしょうか。
「サービス残業」なんていう言葉がある国ですからねぇ。

バブルがはじけた90年代の半ば以降、日本ではリストラが進みました。
リストラが進んだことによって、正社員の数は絞られていきました。
サービス残業を重ねて、膨大な仕事量をこなしてきたのが日本の実情だという人がいます。
近畿大学法化大学院教授の西谷敏さんです。

いんぐのような働き盛りと呼ばれる20代後半から30代は就職氷河期での就職。
苦労して入った職場だけになかなかやめにくく、この年代に膨大な仕事を請け負うようにしわ寄せが着ています。

管理職への負担も大きいということです。
いんぐの上司もあてはまるのですが、役職についているため管理職者には残業代が支払われていません。
「管理監督者」は労働時間規制から除外されるという理由からです。

本来「管理監督者」は、
「経営者と一体的な立場の者」
と厚生労働省の通達で定められてるという背景があるからのようです。

でもこれは拡大解釈ですよ。

拡大解釈されることによって、管理職には残業代なしで無制限に働かせるという状態に結びついているんです。
これは違法なことです。

拡大解釈によって管理職についている先輩たちの負担はものすごく大きいものになっています。
管理職だからといっても人間です。
労働時間には制限が必要だと思います。
そうでなければ、うつ病いんぐみたくなっちゃいますよ。

体を壊すのが先か、心が壊れるのが先か・・・。
管理職は平社員と経営者の間に入って意見を伝える大切な存在です。
この拡大解釈によって、人間らしい生活が送れなくなる前に規制が必要だと感じています。

西谷教授は、
「不払い残業を合法化するために、経済界から労働時間規制を緩める案が出てきたが、
それはぜったいにゆるしてはならない」
といっていました。

また、
「長時間労働の恐ろしさは、心と体が壊れるだけではないのです。
働いて、寝て、身近なことにしか関心を示さなくなります。
自分が被害者であることに気づかず疲弊していくのです。」
ともいっていました。

いんぐもうつ病いんぐなって、この言葉のとおりになりました。
誰しもうつ病になりうるのです。
気をつけてください!
そしてこのような違法状態が横行しないように、法律で労働者を守るように働きかけて欲しいと思います。

働いている人みんなで、自分の健康を守っていきましょう。

雇われている身で、働きすぎるってよくないんですね。
いんぐは痛感しています。
みなさんも働きすぎには注意してくださいね。

ほめ言葉ハンドブック
チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
労働法のキモが2時間でわかる本
サービス残業・労使トラブルを解消する就業規則の見直し方
はじめての課長の教科書
仕事で燃えつきないために―対人援助職のメンタルヘルスケア
コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる
ひとりでも部下がいる人のための世界一シンプルなマネジメント術 3分間コーチ
Amazy
慢性疲労症候群(CFS)

原因不明の激しい疲労が半年以上も続き、通常の日常生活が送れなくなってしまう
「慢性疲労症候群(CFS)」という病気があります。

ちょっとうつ病に似ていたので、驚きました。

うつ病と診断された人は違うようなのですが、重なるところが幾つかありました。
だからか、うつ症状を改善するための治療は、うつ病と同じようにするのだと知りました。

うつ病いんぐも自分自身、はじめは疲れがなかなかとれないな、と感じていました。

寝ても寝ても体の疲れがとれない。
仕事中の集中力が低下してしまって、ミスをしないか毎日毎日緊張の連続でした。

自分がなまけものになったように感じて、つらかったなぁ。

自分がまさか抑うつ状態に陥っているなんて思いもしなかった。
それにうつ病って自分がなるなんて思ってなかったから・・・。

そのときにこの慢性疲労症候群という言葉を聞いていたら、疑ったかもしれません。
振り返ってみると、リンパの腫れや微熱という項目にはあてはまりません。
いんぐは慢性疲労症候群ではなかったんだとわかりました。

慢性疲労症候群についての治療や原因などはよくわかっていないのが現実のようです。
慢性疲労とは違って、CFSはひとつの病気として考えられています。

大阪市立大学医学部附属病院の疲労クリニカルセンターのホームページがおすすめです。
http://www.hirou.jp/

慢性疲労外来がある専門の病院です。

そこのホームページには、自己診断疲労度チェックリストがありました。
簡単にできるので、仕事でつらいとか疲れがとれない方はやってみてもいいでしょう。

仕事がつらいと感じたら、診療内科にいくのがいんぐ的にはおすすめですが・・・。

文部科学省の疲労研究に関するホームページには、疲れのメカニズムがのっていました。
慢性疲労症候群の体験記もあって、つらいというところでは共感できました。

うつ病も慢性疲労症候群も病気です。
ちゃんと治療して、今より楽になれれば本当にいいですね。

時間はかかりますが、一緒に治療にのぞみましょう。

職場のうつ―復職のための実践ガイド 本人・家族・会社の成功体験 (AERA Mook AERA LIFE)
こんな上司が部下を追いつめる―産業医のファイルから
我慢するのはおやめなさい―「脳疲労」時代の健康革命
仕事中だけ「うつ」になる人たち―ストレス社会で生き残る働き方とは
究極の眠れるCD
負けないで・揺れる想い~坂井泉水 追悼オルゴール集
OMRON オムロン フットマッサージャ TOKOTON FOOT HM-231
National ハンディマッサージャー サスリバイブ 黒 EV2510-K
Amazy
職場のメンタルヘルス対策

厚生労働省の研究班(主任研究者は京都文教大の島悟教授)の、
目を引く調査結果が新聞に載っていました(2007年1月にアンケート調査を実施)。

それは、
「東京都内の中小企業の従業員の10人に1人が過去1年間に自殺を考えたことがある」
という内容でした。

とてもびっくりしました。

うつ病と自殺の関係は知られていることです。
追い詰められるとこういうことも考えてしまうのですね。

仕事をしている時は本当につらかったけれど、いんぐは自殺を考えたことはありませんでした。
でも、ひとごとではないな、と感じました。
たまたまそこに至る前に、心療内科に受診しただけのことかもしれません。

実際にアンケート調査に答えた従業員の25.6%が、「抑うつ状態」にあるようです。
これまでは13-18%とされていて、高い数値であることは確かです。

職場のメンタルヘルスに詳しいという、徳永雄一郎医師のコメントが新聞にありました。
徳永先生は、こういっていました。

「これだけの社員が自殺を考えているということを経営者は真剣に受け止めないといけない。
個人や直属の上司の問題などと捉えるのではなく、組織や経営の問題として考えるべきだ。
今回の調査結果は、中小企業だけでなく大手企業にも当てはまると思う」

自分も患者になって思います。
すぐそこに、抑うつ状態の人はいっぱいいるって。
だから他人の問題ではなくて、いつか自分もなるかもしれないって思っていたほうがいいと思います。

仕事を一生懸命やっている人だけでなく、就業時間に帰れない人は全員。
好きで仕事をやっていても、なっちゃう時はなっちゃうんです。
いんぐみたいにね・・・。

あまりにも働きすぎたり、無理をしすぎるのはよくありませんよ。
うつ病患者になっちゃったいんぐがいうんだから、本当だよ。

中小企業の相談窓口としての役割を担う、地域産業保健センターというところがあるそうです。

ある調査では、この地域産業保健センターを知らない事業所が7割(67.3%)もあるんですって。
実際に活用したことがある事業場は1.8%足らず。

メンタルヘルスへの対策は、とても大切です。
自分の職場での対策はどうか、確認をしておいたほうがいいと思います。
明日はわが身だし、仲間が倒れるかもしれません。

働く中でのメンタルヘルスの大切さを痛感している、いんぐでした。

ふたりのしるし
「うつかな」と思ったらまず読む本―「つらい気持ち」をらくにする70のヒント
生きるのがつらい。―「一億総うつ時代」の心理学 (平凡社新書)
自傷行為とつらい感情に悩む人のために―ボーダーラインパーソナリティ障害(BPD)のためのセルフヘルプ・マニュアル
自死という生き方―覚悟して逝った哲学者
またまた自殺うさぎの本―まだまだ死にたいうさぎたち
自殺のコスト
遺書―5人の若者が残した最期の言葉 (幻冬舎文庫)
Amazy
ライフワークバランス

「ライフワークバランス」という言葉。
最近よくこの文字が目に入る。

流行なのかな?

略して「LWB」とかいうのかな?
うーん。
この文字は目にしないぞ。

「ライフワークバランス」は、「仕事と生活の調和」と訳されます。
厚生労働省が2007年度版の労働経済の分析(労働経済白書)の骨子案の中では、
「ライフワークバランス」をメインテーマに掲げています。

働き盛りの25-49歳の男性社員で、週60時間以上働く人の割合がこの10年で上昇しているグラフがあり、このデータをもとに、長時間労働の是正の必要性を強調しているといいます。

週60時間以上といえば、1日平均12時間は働いている計算になります。

1日は24時間。
半日は働いているということになるんですね。

もし、9-17時の勤務だとしたら、21時過ぎまで働くことか・・・。
へぇ・・・。

いんぐはどうだったかな?

う、ううん!?
いやいや、まてよ・・・。

特別なことじゃないなぁ。
終電で帰宅ってこともざらだったぞ。

半日、つまり12時間なんて余裕で職場で働いてたぞ。

いんぐもあてはまりまーす!

女性のいんぐだって、そんな仕事時間をすごしていたんだもん。
男性社員に限らず、女性社員だってかなりつらいはずだよ。

家庭のある働く女性だけでなく、シングルマザー・シングルファーザーにとったらかなりの負担ですよね。
身体的だけでなくて、精神的にも・・・。

こんな働き方じゃ、細く長く働くって難しくなるよなー。
定年退職まで、身も家庭ももつかわからない社会ですよね。

とほほ。

そりゃ、うつも増えますよ。
って感じですね。

「労働生産性が向上しても賃上げや労働時間の短縮の動きは停滞している。

夫の長時間労働は妻の育児負担を高め、妻の就業参加を難しくしている。

(ライフワークバランスを図ることは)
企業活動を活性化させるとともに、人口減少社会における就業参加などの観点からも重要。」
と分析したそうです。

働くことと生活することのバランスは、大切ですね。
ちょうどいいバランスが、生活が豊かに感じるのかもしれませんね。

うつ病いんぐになって、仕事と生活のバランスの大切さを強く感じる、いんぐでした。

ワーク・ライフ・バランス手帳2008
会社人間が会社をつぶす―ワーク・ライフ・バランスの提案 (朝日選書)
ワークライフバランス社会へ―個人が主役の働き方
こうして手にする 仕事と生活の調和[ワーク・ライフ・バランスへの取組みのヒントと企業事例]
できる!シングルマザー生活便利帳 (ひとり親家庭サポートBOOK)
労働法のキモが2時間でわかる本
4000人に聞きました ハッピー・ワーキングマザーBOOK
働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)
Amazy
メンタルヘルスマガジン こころの元気+(プラス)

こんな月刊誌をごぞんじですか?
「メンタルヘルスマガジン こころの元気+(プラス)」

このこころの元気+は、郵送販売のみなのですが表紙のモデルさんがとても素敵なんです。

モデルさんは、なんと心の病をもつ患者さん本人なんです。
みなさん、笑顔でいきいきとした表情をなさっています。

表紙の写真をみるたびに、勇気をもらえる雑誌なんです。

うつ病いんぐも、いつかいんぐに戻れるんだ、という期待と希望があふれてきます。

休職している時間がどんどん重ねられていくたびに、本当によくなるのだろうか、と思います。

でもこの雑誌の表紙を飾るモデルさんは、みなさんそれぞれにつらい時期を過ごして今があるそうです。

うつ病いんぐも早く笑顔で写真を撮れる日がくるといいな。

発行元はNPO法人の
「地域精神保健福祉機構・コンボ」
というところです。

いつかうつが晴れる日が、いんぐにもやってきますように・・・。

ゆうきゆうのこころのサプリ―元気と勇気がわいてくる心理学のエッセンス
心の持ち方
免疫力を高めて子どもの心と体を守る―もっと元気に「健康しつけ」のすすめ (「自然流とシュタイナー」子育て・幼児教育シリーズ―子どもたちの幸せな未来)
富貴のこころ―みんなで元気に蘇る思想
がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい! (徳間文庫)
人生を変える笑顔のつくり方―絶対、運が開ける笑顔セラピー
仕事も人間関係も上手くいく 笑顔力
サプライズプレゼント―大切な人を喜ばせる贈り物集
Amazy
「うつ、のち晴れ」を読んでみました

三島衣理さんという鬱病にパニック障害も併発した作者。
この三島さんが10年かけて極めた「うつ」の攻略法について書かれた本です。

15の自己流の方法と根拠が載っています。

うつ病に関する本には、セロトニンの話や食事の話、規則正しい生活をする話など載っていることはどの本をとっても大体同じです。

そういったうつ病について理解した上で、三島さんが実践したことがわかりやすい文章で書かれていました。

うつにいいことを実践。

例えば、
木を抱く。
天然温泉に入る。
電磁波を避ける。
などなど・・・。

今のままよりだめもとでやってみるのも手なのかもしれません。

とにかくやる気が起きないときには、休養が一番だとは思います。
薬を飲み始めて、枯渇したエネルギーが補充されてきたら、できそうなときにやってみるのもいいかな。

うつ病いんぐは今日、木を抱くを実践してみました。

はたからみれば怪しい人ですが・・・。
うつ病いんぐのさえない顔をみれば、放っておいてくれるはず・・・。

おそるおそるだけど、やってみた。

木のぬくもりが伝わってくる気がした。
ぬくもりは木からのエネルギーなのかな。

腕を広げるという動作も、しばらくやったことがなかった。

うつ病の姿勢というのがあるのか、体を大きく広げることなんてなかったな。
少しだけ、自分の世界というかテリトリーが広がった気がしました。

心の健康になることを、少しずつやってみようかな。
うそか本当かはわからないけれど、よくなるには時間が必要みたいだし。

何かひとつでもできることが増えると、人間らしくなった気がするから・・・。

できることから始めてみようと思う、うつ病いんぐでした。

うつ、のち晴れ。
パニック障害からの快復 こうすれば不安や恐怖は改善できる
こころの病気を知る事典 新版
パニック障害―心の不安はとり除ける (健康ライブラリー イラスト版)
心の病気を治す 自分でできる「心理療法」―症状を根本から改善する西尾式心理療法のすべて
不安障害の認知行動療法〈1〉パニック障害と広場恐怖―患者さん向けマニュアル
パニック障害なんてこわくない!
電車に乗れない人たち―大丈夫、パニック障害は治るよ!
Amazy
よき相談相手、メンター支援

メンター支援。
このメンター制度に賛成です。

新入社員の人の力にもなるし、中間管理職や板ばさみの30代の社員にもいかされると思う。

新入社員にとって、知り合いの少ない会社の中で、よき相談相手になってくれる先輩がいるのは心強い。
目標や自分のなりたい像を再確認させてくれる。
それに自分がいっぱいいっぱいになっているときに、客観的な視点を教えてくれることになると思うからです。

ひとりで悩みや心配なことを抱えなくてすむのも、いいことだなと思います。

メンター支援を導入した大中小企業の、入社3年以内の離職率が下がったという報告もありました。
また働く個人目標は様々ですが、メンター支援によって組織の目標と融合させる役割があるようです。

企業はかつてはモデルを探し研究してきましたが、もうモデルはないとされています。

モデルではなくて、組織の中で社員が能力と個性を生かすことがポイントとなってきています。

そのためのコーチングやコーチ的な手法が求められる時代になった、というわけです。

起業と社員の関係を研究している、東京女学館大教授の西山昭彦さんという方がいます。

西山教授は。

「メンター支援は若手社員に欠かせない。
中高年は必要な人でかまいませんが、若手には全員につけたほうがいい。
特定のメンターを決めておかないと、若い人の場合は相談相手を見つけられなかったり、相談のきっかけがつかめなかったりしますから」

と、メンター支援を勧めています。

30代のうつ病や抑うつ状態の増加が問題になっています。

労働時間内に終わらない仕事の量。
上と下の板ばさみ。

まさにいんぐもそうでした。

離職率だけでなくて、休職率も下げるためにもメンター支援は必要だと感じます。

今思えば、いんぐにとってよかったことは、いくつかの部署を異動で経験していたので、顔なじみや知り合いが多かったこと。
上司とも日常会話を話したり、いい関係だったように思います。

だから、調子が悪くなった時に前に所属していた上司から、
「顔色悪いけど大丈夫?
最近仕事がんばりすぎてない?」
などと声をかけてもらえたことがよかったことでした。

がんばっているときの自分は、自分の異常な状態に気がつきませんでした。
とにかく仕事をやらなくちゃ、迷惑がかかると必死でした。

今思えばそのときから、おかしくなっていたんだと思います。

なにげない立ち話で涙ぐんだりしていました。
のちに、声をかけてもらっただけで涙があふれて止まらない状態になっていました。

30代の欝を減らすのには、直属の上司ではなくて、他部署などの評価の対象とならない上司のメンター支援がおすすめかもしれません。
自分で気がつかないことも、関係ができていると違った角度から見てもらえるからです。

いんぐの経験からもこれはおすすめできます。

EAPへ愚痴のようなことでも話していくこともいいな、と思います。

仕事をしている時は、EAPを利用することはありませんでしたが、まったく関係のないひとに話をするということもストレスの緩和に役立ちます。

いんぐも職場では、新人スタッフのメンター役を何度かやってきました。

新人と呼ばれる1年間をこすときには、社会人として、そして一組織人としての成長が見られます。

自分自身も仕事のありかたや何に重点を置いて仕事をしているのかも見つめなおす機会になりました。
そして初心を思い出させてくれるという、エネルギーをもらっていたようにも思います。

入社3年以内の離職率が高い会社。
鬱病や抑うつ状態で休職する職員が多い職場。

「メンター支援」「メンター制度」について、考えてみませんか?
きっと何かが変わるはずです。

少なくともいんぐは役に立ちましたよ。

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