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「うつ、のち晴れ」を読んでみました

三島衣理さんという鬱病にパニック障害も併発した作者。
この三島さんが10年かけて極めた「うつ」の攻略法について書かれた本です。

15の自己流の方法と根拠が載っています。

うつ病に関する本には、セロトニンの話や食事の話、規則正しい生活をする話など載っていることはどの本をとっても大体同じです。

そういったうつ病について理解した上で、三島さんが実践したことがわかりやすい文章で書かれていました。

うつにいいことを実践。

例えば、
木を抱く。
天然温泉に入る。
電磁波を避ける。
などなど・・・。

今のままよりだめもとでやってみるのも手なのかもしれません。

とにかくやる気が起きないときには、休養が一番だとは思います。
薬を飲み始めて、枯渇したエネルギーが補充されてきたら、できそうなときにやってみるのもいいかな。

うつ病いんぐは今日、木を抱くを実践してみました。

はたからみれば怪しい人ですが・・・。
うつ病いんぐのさえない顔をみれば、放っておいてくれるはず・・・。

おそるおそるだけど、やってみた。

木のぬくもりが伝わってくる気がした。
ぬくもりは木からのエネルギーなのかな。

腕を広げるという動作も、しばらくやったことがなかった。

うつ病の姿勢というのがあるのか、体を大きく広げることなんてなかったな。
少しだけ、自分の世界というかテリトリーが広がった気がしました。

心の健康になることを、少しずつやってみようかな。
うそか本当かはわからないけれど、よくなるには時間が必要みたいだし。

何かひとつでもできることが増えると、人間らしくなった気がするから・・・。

できることから始めてみようと思う、うつ病いんぐでした。

うつ、のち晴れ。
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