抗うつ薬を飲み続けていると、こんなに長期間服用していいのかな、と不安になる。
抗うつ薬を飲んでから、気持ちは前よりも落ち着いているから飲み忘れると、またうつうつうつつな状態に戻っちゃうのかな。
ずっと医師が処方するまま飲んでいるけれど、抗うつ薬なしでは生きていけなくなるのかな。
本当にいつかは抗うつ薬が必要としない日がくるのかな。
かぜ薬とちがって、抗うつ薬はずっと飲み続けていくものだった。
症状が落ち着いていても、医師は処方を続ける。
うつ病いんぐが目指すのは、この抗うつ薬を内服しないで、普通の生活と仕事をすることができること。
なんだけど、どれにも近づいていかない気がする。
心は抗うつ薬を飲んでいることで落ち着いてはいるけれど。
抗うつ薬について調べてみた。
抗うつ薬は飲み続けなければいけない薬だった。
特徴のひとつに、「依存性がない」ということがあげられていた。
抗うつ薬なんかよりも依存性の高いものは、たばこ、なんだって。
煙草っておそろしいものだね。
喫煙は身体的に有害なだけじゃなくて、依存性が高いってことは精神的にも有害なものだと感じたよ。
愛煙家と自称する人たちは、タバコへの依存が高いから、ニコチン依存症ってことらしい。
うつ病の人たちが必要とする抗うつ薬は、薬に依存しているのではなくて、足りないものを補うという治療上必要なもの、でした。
抗うつ薬を飲むということは、脳内物質の分泌が低下している状況を補うために必要ということを意味している。
だから元通りに脳内物質の分泌が戻れば、いずれ抗うつ薬は必要なくなるもの、なんだって。
依存性はタバコのほうがはるかに高いことを知って、いろんな人に禁煙をおすすめしたくなっちゃった。
禁煙したい人は禁煙外来を開いている病院にかかったほうがいいね、だって依存症なんだもん。
勉強になりました。
このタバコと抗うつ薬の比較の文章を読んで、抗うつ薬への心配がなくなりました。
不安がらずに、ちゃんと抗うつ薬を飲みたいな、と思いました。
自家発電だけでは電気エネルギーの供給が不足している状態。
これがうつ病なんだ、といんぐなりに理解したよ。
何かを動かすには電気の力が必要だから、とりあえず足りない分を他から補ってもらって生活する。
この足りない分を補う電気が、抗うつ薬なんだな、きっと。
抗うつ薬を内服することで、日常生活が送れるようになるんだもん。
生きていくためのエネルギーといってもいいのかもしれない。
自家発電の機能は生まれ持っているのです。
もともと自家発電だけで生活することができたんだから、もとどおりになるまで無理な稼働を控えよう。
そして、修理と調整でいたわりながら、その日をまつ。
そんな感じがうつ病生活なのかな・・・。
だから治ったかな?と思っても、試し運転をしてみよう。
大丈夫かどうか確認作業もくわえつつ、長く使えるように治していくんだな、と感じています。
依存性はない、と科学的にもわかっているしね。
いんぐ自身もよくなっていくんだ、という内なる力を高めながら生活できたらいいな。
いわゆる自然治癒力かな。
つらいときもあるけれど、自分自身がよくなりたいと思っていなければよくならないような気がします。
他力本願すぎてもだめだよね。
ただ長い時間がかかるってことは覚悟が必要。
長期戦だからうつ病もそうだけど、自分自身とのたたかいでもあるかも・・・。
神様もすごい試練をいんぐにくれたなぁ。
よくなったら、よくがんばったと自分をほめてあげたいな。
そんな日が来ることを願う、いんぐでした。
Amazy |
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