うつ病になると、トイレ(大きいほう)が大変になる。
やる気が起きないから活動量が極端に減る上に、薬の副作用もあって便秘になりやすい。
うつ病のおかげで、今まで生きてきた中で一番つらいうんちを経験してしまった。
かなりの時間こもって出したうんち。
本当につらかったー(涙)。
ずっと腸に留まっていたから、とっても硬くなってしまっていた。
その硬さが災いして、肛門に達するまでに自由自在に変形できない状態で、肛門まで送ろうとするもんだから、余計にでてこなくってふんばってもふんばってもするするってこないんだよ。
いきんでるうちに、あまりにも進まないから、吐き気もしてくるし、寒気もして手足も冷え冷えでますます気分が悪くなってくる。
腰をたたいたり、肛門の近くをぐいぐい押さえたりすると、硬いうんちがその力で向きを変えるのがわかるんだ。
微妙な角度調節を加えて若干下がってきた。
病院では、うんちが出ない患者さんにナースが指を入れてほじりだす「摘便(てきべん)」という方法をすることを思い出した。
最終的にはそれをするしかない、と覚悟を決めた。
やっぱりでないし、出さずに終わるのはまずいと思った。
スーパーのパックを入れる小さいビニル袋をもってきて、いんぐの指にかぶせて肛門に入れたよ・・・。
石のように硬かった・・・。
楽になるなら、と思ってほじったよ、ついに。
かつんっ。
便器にあたったうんちの音。
これを何回かやって、なんとかだしたよ、うんちを。
後にも先にもこれ1回だけにしたいね、こんな経験。
便器にはがんばってだしたうんちと、ぽたぽた赤い血が・・・。
指で傷つけちゃったのかな。
いやいやそんなはずはない、うんちしか指で触ってないし(自信あり)。
切れたのさ、いんぐの肛門ちゃん。
おおよくがんばった。
そういうしかないよ。
もちろん、この傷が癒えるにはしばらく時間が必要だったけれど、ちゃんとうんちが出てくれれば再出血なんて、そのうち治るさって思えたよ。
それからというもの、うんちが3日以内にでているかのチェックをしていたし、食物繊維を多くとったりした。
さらに自腹でビオフェルミンの小瓶を購入して、なくなるまでの約1ヶ月は飲んだよ。
あの悲劇をくりかえさないようにね・・・。
医師に相談すればよかったな、と思ったけれど、ビオフェルミン買っちゃったし、次の受診まで数日あって、さらに下剤だされてもな、とけちった。
うつ病のときはうんちのこともお忘れなく!
自らの体験をリアルにお伝えしてしまったいんぐでした。
Amazy |
・たまりませんな・・・←[前] ・ べんベン便BEN [次]→・ぱじゃまでおじゃま