「たーぞうー・・・。」
玄関のドアを開けると、いつも呼んでしまう。
心療内科から帰って来た時のいつもの第一声。
週1回の心療内科へ受診。
何とかがんばって起きて、何とかたどり着く。
診察が終わると、近くの薬局に行く。
薬をもらって、わき目も振らずに家へと帰る。
単なる往復なのに、緊張していく。
ものすごく疲れる。
ものすごく不安。
だから家に帰ってきたら、ほっとする。
そして心が許せる人に、安心させて欲しくなる。
まるで幼い子のようです。
いんぐはがんばったよ。
ちゃんと一人で電車に乗って行ってこれたよ。
とってもこわかったけれど、がんばったよ。
泣かないで行ってこれたよ。
そういう報告とちゃんとできたことを認めて欲しい、そんな思いなんです。
それで、たーぞうに毎回報告をしています。
話すと落ち着くっていうか、不思議です。
がんばったらがんばったね、と認めてもらえるだけで救われるものですね。
大人になって働くようになったとしても・・・。
それがあれば、うつ病なんかにならないでやっていけるのかもしれない。
認め合うことって大切ですね。
自分という存在の証明かもしれない。
いじめの問題も認め合うことから解決の糸口があるように感じました。
あー、今日も本当によくがんばった!
いつも半べそに近い状態で帰ってくる、うつ病いんぐでした。
Amazy |
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