うつ病というものが身近な存在になると、うつ病にかかわるものがやたらと目や耳に入ってくる。
元気な時は目の前にあったとしても、興味のないときはスルーしていたんだと思う。
少しは外に出たほうがいいと思って、たーぞうと近所の本屋に行くようになりました。
でもでも、自然と健康コーナーの前に立ってうつ病に関する本を眺めしまううつ病いんぐ。
こんなにあったんだ、と驚くくらいいろんな人がうつ病について書かれている。
食べてうつ病を治そう、というものもあった。
バランスよく食べなきゃ、違う病気になるんじゃないかな、と思ったりする。
眺めているつもりが、そのうち一冊を手にとって立ち読みし始める。
あまり集中できないから、毎回買おうかと考えてしまう。
そしてまたぱらぱらページをめくる。
再発や治療の期間など読み始めると、長い治療時間が必要ですぐにはよくならないことにショックを受けちゃった。
本当に治るのかなと心配になってしまいます。
当たり前だけど症状がすべてあてはまってしまうの。
やっぱり自分はうつ病なんだとがっかり・・・。
なぜ病気なったんだろうと悲しくなったり、仕事をしていたときのつらかったことを思い出してしまう。
勝手に本を手にとり、読み始めたのに、どんどん暗く青ざめていく・・・。
固まり始めた頃に大体たーぞうが登場して、
「また読んでる・・・帰るぞ。」と。
本をパタンと閉じて、いんぐは手を引かれてうつむきながら本屋を後にする日々です。
そして、こりずにまた本屋でこれを繰り返す、いんぐでした。
Amazy |
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