うつ病生活中の上司への報告や連絡はすべてE-MAIL。
なんて便利な世の中なんでしょう。
字の汚さも気にしなくてもいいし。
直接話さなくていいし、時間を気にしなくていいし、うつ病のいんぐにはもってこいのアイテム。
うつ病になってつらい時期はパソコンを開く気にもならなかった。
少しよくなってからメールを開くと、ものすごくたまっていてびっくり・・・。
メルマガの山・山・山!
その中からメールを開くけれど、すぐに返信する気もおきず、休憩。
さてさて今日もメールチェック。
あ、あ、ある・・・。
上司からのメール・・・!
・・・・・・。
言葉を失う、そしておそるおそるメールを開く。
たーぞうに「メールが来たぁ!」と叫んで、心の準備をするいんぐ。
上司とのトラブルでうつ病になったわけではないのだけど、緊張しちゃう。
迷惑をおかけしているという思い、なぜうつ病になる前に救いの手を差し伸べてくれなかったのか、いろんな思いが沸き起こる。
たーぞう以外の人との関わりがかなりしんどかったし、コミュニケーションをはかるというエネルギーが不足しているからだと思う。
上司のメールに、いんぐのことを心配して「お見舞いに行きたい」とか「こうなってしまった背景を直接会って話を聞きたい」というお言葉に、ばくばくする心臓の高鳴り、血の気が引いていく感じ、変な汗がじわーっと流れてくる。
こわいよ、話せないよ、つらいよ、会いたくない、会えない、うまく会話ができない、と半パニック。
職場復帰は当然のことながら、日常生活がまだまだ無理っす!
これにつきる。
上司に悪気はないと思う。
ただ落ち着いてない時のこういうメールは、プレッシャーやストレスになってしまって、自分を責めてしまったり、つらくなってしまうので、こちらが準備できるまでは待ってほしいな。
時期がくればコミュニケーションを図ることができるから・・・。
うつ病の本人と身近な人以外はうまくかかわれないから、そっとしておいて、おねがい。
「復帰には職場の理解が必要です」とどの本にも書いてあるけれど、まさにそのとおり。
うつ病の診断書を出したんだし、しばらく連絡できないともちゃんと連絡したんだし、もう少しうつ病のことをわかってほしいなぁ、と上司に思ってしまった。
心配してくれてありがとう、なんだけど。
理解が必要ということをまじまじと実感した、いんぐでした。
Amazy |
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