医師に
「まったくやる気がしないんです。
起きようという気もおこらないんです。
今までならちゃんと出来ていた当たり前のことすらできなくて・・・」
と話した。
「今は何もしなくていいんですよ。のんびりするのが治療ですから」
と言われて、そういう病気なんだとわかったとき楽になれた。
医師はうつ病いんぐの状態を丁寧に説明してくれた。
脳の伝達物質セロトニンの分泌が少なくなっている状態。
つまりはエネルギーが不足しているということ。
休養を十分にとることで、エネルギーが補充される。
エネルギーが十分に補充されば、元の自分になれるんだってわかった。
エネルギーが枯渇しちゃったんだよね。
元気な時はいっぱい遊んだり、いっぱい眠ることでレフレッシュされて元通りにできたけれど、うつ病になったらそれは通用しなくなる。
一日二日休めば回復できる状態ではなくなってる。
十分に休まなければ、戻れない。
だから病気なんだよね・・・。
一滴一滴補充するように、森の緑が年月をかけて育つようにゆっくり治っていくものなんだね。
覚悟が出来た気がした。
病気は早期発見、早期治療が大原則。
いんぐは早期発見だったのかな?
もしそうなら、治るよね!?
治るまでどのくらいの時間がかかるんだろう?
新たな不安も抱えるけど、どれだけの時間が必要かわからないけれど、必要な時間がたてば治るときは来るってことさ。
何も考えず、何もしないで、無理をしないで、のんびりそのときを待とう。
あわてな~いっあわてない、一休み一休み・・・のいんぐでした。
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