うつ病いんぐの日課。
すみずみまで新聞を読むこと。
1度で全部の記事を読むことはできないので、何度かに分けて読むんです。
うつ病の回復を感じるバロメーターとして、集中力があると思います。
集中力が続くようになれば、元の状態に戻ってきているな、と思えると思います。
というのも、ずっと読み続けることができないのは、疲れてしまうからです。
集中力がぷつっと途切れてしまうんです。
記事を読んでいても、文字の量を見て読むところを選ぶようになりました。
元気な頃は、もちろん見出しが目に入ったものからでしたよ。
文字の量が多いとひとつの記事しか読めないかもしれないし、読み終えずに力尽きることも。
だから文字の量で選ぶようになったんです。
記事が読み終わらずに力尽きると、自分でもショックをうけちゃうし。
ちょっとした自分への予防線かな。
たくさん読みたい気分の時は、小さい記事から読んで数を稼ぐ。
調子がいまいちだな、という時は折込チラシをまずは見るくらい。
そんな風に自分の状態に合わせて、読むようになりました。
朝刊に夕刊。
くまなく読むのも、なかなか時間がかかります。
今のいんぐには時間がたっぷりあります。
時間の心配は要りません。
それにひきこもっているので、新聞が唯一の社会との接点なんですよね。
ネットのニュースには、記者の意見や考えは載っていません。
要約されているので読みやすさはありますね。
言葉の説明や補足もあって、アナログタイプが好きないんぐは新聞派かも。
うつ病で悶々としていた時の新聞も残しておいたので、かなり古い記事も読みました。
文字を目で追って読める。
こんな些細なことができるだけでも、ものすごい進歩です。
まだまだ集中力がないから、元通りではないけれど、以前よりずっといい。
そう感じられることは、うつ病を患った者にとって本当に希望であり喜びです。
ちょっとでもつらいときよりも変わったな、と感じられること。
本当に長い治療の中での支えです。
日々変わりなく生活しているのですが、当たり前のことが自然にできることが最大の目標です。
今日も新聞を読みあさりますよー。
新聞を取り続けて、こんなにくまなく読んでるのは今が一番かも・・・。
新聞代のもとは十分にとっていると思える、いんぐでした。
Amazy |
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