少しずつ外に出られるようになってきた。
しかも一人でも出かけられるようになった。
通院以外はほとんどひきこもっていたうつ病いんぐ。
買い物は極力行かないようにしていた。
でもどうしても食料品はでかけないとならない。
その時は、たーぞうにお願いをして一緒に出かけてもらった。
その買出しも落ち着いてくると一人で行ける。
すごいなぁ。
信じられない感じです。
薬をちゃんと飲んでいて、何ヶ月かたってくると時々普通に戻れる時がある。
いつ、とはわからないんだけど、いつもと違う、と思う。
そうすると、まともだった頃に近づく。
体のおもりもはずれたような軽さを感じる。
目の力もあるように思う。
何かしようかな、という気持ちがわいてくる。
天気のいい日に、思い切って公園に出かけた。
ずっとひきこもっていると、エネルギーが放出していないからか、いらいらするというのか、むずむずするというのか、そういう感覚になる。
本当に近所の公園に出かけた。
気がつくと太陽の光を浴びている自分がいる。
珍しい光景。
自分で感じる。
でも気持ちいい。
花壇にはいろいろな花が植えられている。
チューリップがきれい。
桜の花も舞っている。
道端のたんぽぽの黄色も鮮やか。
お花や木々がきらきら輝いて感じた。
すごい生命力だな。
いきいきとしていて、いんぐなんかよりもちゃんとしてる。
空もすがすがしい青を広げている。
草のにおいも土のにおいもする。
生きている。
そう感じる。
いろんな色がいっぱいあって驚いてしまった。
まぶしい。
いろんな色と生命のエネルギーにあふれ返っている。
すごい。
こんなふうに感じられるのも、うつ病いんぐになったおかげかな。
家の中にひきこもっていたけれど、感覚的に公園にきてよかった。
人生の中の冬眠から目覚めた感じがする。
こんな風に見慣れた公園の景色が見えるなんて。
ものすごい発見でした。
そして満たされた気持ちで家に戻りました。
植物たちからいっぱいエネルギーをもらいました。
ありがとう。
うつになって、人生立ち止まらなかったら、こんな経験できなかったかもしれないな。
うつになってよかった、とは思わないけれど、立ち止まってみることも必要だなって思いました。
乾いた砂が水を吸収するように、生命のエネルギーを吸収したいんぐでした。
Amazy |
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