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だらだら通院時代

だらだら通院時代。
唯一の外出の機会だった。

ただひたすら通院しているころは、心療内科の近くにあるエリアのお店に立ち寄るようになった。
某有名百貨店。

仕事をしていた頃のデパートめぐりは、お金がいくらかあるから買い物ができて楽しかったな。

休職しているから傷病者手当金が唯一の収入源。
給料の6割くらいが請求からだいたい2ヶ月くらいして入金される。
決して贅沢なんてできる状態ではないから、質素に生活するしかない。

それに欝病は買い物したいとか何かをしたいという思いがわいてこないからちょうどいいかも。
基本的にどこかに出かけたいとか思わないしね。
だからずっと家の中にひきこもっていられるんだよね。
何もしないでぼーっとしているのが一番楽なんだもん。

それでもほんのかすかにちょっとずつはよくなってきているので、たまには寄り道してみようと思う。
するとちょうど病院の帰り道にあるデパートがいい感じ。

人が多くてどんなふうにみられているのか気になるけれど、長いこと商品を目にすることがなかったら新鮮。

「今はこんな服のコーディネートがはやっているんだ」
とか
「きれいな色だな」
とか
「おいしそうだな」
という感情がわいてくるのは、ちょっとはまともになってきた、と感じる瞬間にもなりました。

おなかはすくようになってきたけれど、食べたいという思いもなかったからな、一時期。
食べるという行為や動作がだるくてできなかった。
食欲もわかないし。
ただただつらいだけだったな。

だからデパ地下にいっても、いろんなものがありすぎて疲れちゃっていたの。
それが少しずついいにおいだな、と感じるようになったよ。
しかもおいしそう、と食べてみたいと言う気持ちにつながったり。

何かをやってみたいなんていう思いはまずなかったから、そんな自分にびっくりしちゃった。

デパ地下やファッションエリアには色があふれていて最初はそれだけで疲れちゃった。
いろんな情報が一気に押し寄せてくるから。

店員さんの応対もつらくて。
人と話したくないとも思っていたし、人に気を遣えないからこわかったんだよね。

デパートの寄り道はそのうち通院のあとに必ずするようになっていきました。
自分の回復の程度が、突然自覚できる瞬間があるから。

そんな風なデパートの楽しみ方している人は、まずいないでしょうね。
ウインドウショッピングというよりも、ちょっとした挑戦に近いかも。

今日はどのくらい歩けるかな。
今日はどこまでいったら緊張がとけてくるかな。
みたいな。感じ

体の機能はどこも悪くないから、心のリハビリ。
社会に適応していくための社会的リハビリにあたるのかしら。

こんなリハビリの方法もあったんですね。
あはは。

人ごみに疲れそうなときは、いんぐが住んでいる街のショップめぐり。
適度な人の量と住んでいる街なので気がしれたところなので、多少は緊張感が違う気がします。

だらだら時代に、お店をのぞくというリハビリが加わったのでした。
だらだら時代の幕開けです。
なんてタイトルをつけてしまった、いんぐでした。

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