仕事をしている時と違って、休職してからはあたりまえだけど、時間がものすごくある。
その時間を有効利用して何かを始められるような状態ではないけれど。
こんなに時間があれば、いままでのいんぐならば旅行にいったり、部屋の片づけをしたり、何かの講習会に参加したり、自分の時間を有意義に過ごそうと自分なりにアレンジできていた。
それがうつ病いんぐになってからは、時間がもったいない、と感じながらも、体も心もまったくついてこない。
何かをやり始める気力なんてわいてこない。
何にもしないで毎日を過ごす。
何もしないでのんびり過ごすことが何よりの治療だというけれど、今までの自分とはかけ離れた生活。
しっかり睡眠がとれて、天気がよかったりすると、ヤフーニュースくらいは読めたりする。
新聞は短い記事くらいしか目がいかない。
気になる見出しの記事は、切り抜いてとっておく。
調子がいい時の、一番始めによむようにとっておく。
そのくらい、集中力が今まで見たいには続かないんだよね・・・。
時間があるから読書をするとか、本当にいいと思うんだけれど、まったくできない。
マンガも読めないの。
展開についていけないし、マンガの絵の流れについていけないの。
悲しい。
文字を読んだり、内容を理解しようとするってことが、脳にとってかなりエネルギーを消費するみたい。
本読んでる人をみて、元気なんだなぁと思う。
心も体も。
読めているだけいいよ、って教えてあげたくなる。
ヤフーニュースやMSNなどのページのトップには、いろいろな情報の見出しがたくさん。
気になるところをクリックして読む。
読む量がそれほど多くないから、簡単にいろんなことを知ることができる。
うつ病いんぐになって、ニュースをネットから得るようになったのが大きな変化。
読みやすい量。
いつでも開いて読める。
どんどん更新されていく。
過去の情報も読める。
うつ病いんぐの心の調子に合わせて、読めるし読み直しも可能だから、かなり利用した。
こうでもしないと、まったく世間との接点はなくなっちゃうしね。
一番さらって読めたのが、芸能ネタ。
難しいことは書いてないし、思考能力を問わないからかな。
そして人と人の交流が見えるので、自分自身が離れている社会活動に触れるような感じがしたから。
仕事をしていた時には、あまり詳しくなかったけれどかなり芸能界ネタを把握した。
結婚に離婚。
交際に破局。
事件、事故。
誕生と他界。
トラブルにサプライズイベント。
社会生活を送るということは、いろんな人がかかわって、いろんなことが起こっている。
客観的にみていると、いろんな出来事に人はよく対応しているな、と思う。
ストレスの質があるけれど、人間生活をおくるのにはストレスはつきもの。
ストレスがない生活は考えれない。
ストレスは生きていくうえで多少なりとも必要なものなんだな、と思ったりした。
いい緊張感というのは、生きていくうえで必要なんだな、とわかった気がした。
引きこもりの生活をしているけれど、毎日いろんなことが起きている。
いつか、この社会生活に復帰するんだな、と思うと少し怖い気もする。
みんなホントよく毎日やってるよな。
関心してしまいます。
みんな、ホントによくがんばってるよ。
いんぐが認めてあげます!
がんばりすぎて、いんぐみたくならないようにね。
今日もネットのニュースを読みあさるいんぐでした。
Amazy |
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