いんぐが感じる抗うつ薬の副作用。
それは主に、口渇(こうかつ)・立ちくらみ・便秘、かな。
時々わけのわからない眠気がある感じ。
副作用という響きは、すこしこわいもののように感じます。
でもどんな薬にも、主な作用と副作用はあるそうです。
副作用のない薬は薬ではない、とまでいう人もいました。
効く薬には副作用がある、これは同じようなことですね。
「副作用のない薬をください、という患者さんには
副作用のない薬は効かない薬ですよ、と説明します」
と、ある医師が話していました。
副作用のことを、副効能ともいうようです。
効能と副効能。
この言葉ならば、くすりがもつ働きとして純粋に理解できるかもしれないなぁ。
副作用はちゃんと主な作用が働いていれば、何かしら現れるものならば、仕方がありません。
ただこの副作用が、生命を脅かすようなものであればことは違います。
通常であれば、主作用の効果が得られているときは、副作用が日常生活を困難にしたり生命の危機
に瀕するものでないかぎり、使用を続けるのだそうです。
うつ病いんぐが自覚する便秘も、まったくでないわけではないし、以前に比べたら固いなぁ、でにくいなぁという程度。
命にかかわる便秘ではないし、自力で出せます。
抗うつ薬には緩下剤がよく処方されます。
抗うつ薬の本来の作用がちゃんとうつ病へ効果が現れているので、医師的には便秘は対症療法で対応するから抗うつ薬を飲んでくださいな、ということなんですね。
大目に見るというのか、目をつぶるというのか、がまん我慢のようだなぁ。
仕事を我慢してやるよりまだいいか・・・。
抗うつ薬を内服し始めて、自覚している副作用をいくら医師に報告しても
「そうですか、わかりました」
で、終わっちゃうんだってわかりました。
重篤じゃない限り抗うつ薬の副作用は、そういうものだと思って共存していく方がいいみたい。
ちゃんとうつ病に対して抗うつ薬の恩恵を受けているんだから、
まあまあ気にしなさんな、ということのようです。
いんぐは普段から薬やサプリメントを飲むことに抵抗があるタイプ。
自分の力で治したい派なんです。
ずっとこうやって抗うつ薬を飲み続けることには抵抗がありました。
薬のおかげで、つらいと思っていた毎日から解放されたのを実感できたけれど、それでも内服を続けることが怖かったんです。
でもこうやって、抗うつ薬の3つの特徴を知ってことで、しばらくは抗うつ薬を飲みながら生活していくんだな、という覚悟ができました。
いい意味でのあきらめがつきました。
うつ病の治療に取り組むにあたっては、薬に対する正しい知識も必要です。
うつ病いんぐが救われたように、抗うつ薬の3つの特徴を知ることで、うまく抗うつ薬とつきあうことができるようになる人がいたらいいな、と思ってこの抗うつ薬の特徴について取り上げました。
抗うつ薬とともにつらい生活から元の生活へ進んでいきたい、いんぐでした。
Amazy |
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