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「通院する」という名のリハビリ

少しずつ自分を取り戻しつつある頃。

ただひたすらなんとなくいわれるがまま、通院はしていた。
それも毎週。
これもかなりの出費なんですけど・・・。

でも主治医に、
「ではまた来週1週間後にこれますか?」
と聞かれると、
特に用事のないうつ病いんぐにとって、
「はい」
以外の答えはないのです。

そして、すぐに1週間は過ぎていってあっというまに受診の日。

診察室に呼ばれると、
「調子はいかがですか?」
から始まる。

「まあふつうです」
とか
「変わりありません」
とか
「ぼちぼちってところです」
のかえし。

そんな受け答えを半年は繰り返してたな。

「調子がいいです」
というわけでもない。
「元気です」
というほど元気な自分を感じるわけでもない。

どこかに出かける気もそれほど起こらない毎日。
頭の中にまだちょっと重りのようなものが入っている感じがする。
体重は減ったまま維持しているのに、身軽さを感じることもなくなんだかだるい。

気持ちの中で、うつうつうつつで悶々とした感じからは脱せたと思うし、あの頃には戻りたくない。
それに比べればよくなったカナ、と思う。

今思うと、とくにかわった感じがない中での通院はある種の規則正しい生活をさせていたように思う。
1週間に1度の通院。
よくなっていっている実感なんてしないけれど、ちょっとしたリハビリだったように思う。
そういうことだったんだ。

特に何も変わりがないのに通わせるなんて・・・、と思っていたな。
ただ診療代を稼ぎたいのかな、なんて。
これは失礼しました。
反省です。

お金はかかりますが、通院の予約によって唯一外出する機会にもなるしね。
ありがたいですね。

だから面倒くさくても通院した方がいいですよ。
知らない間に、決まった曜日の決まった時間帯に通院しているってことになっているのでは。

これほどきちっと毎週通ってしまうなんて、やっぱりうつ病気質なのかしらね。
約束はまもらなくちゃ、と思う。
だからどんなに大雨でも通っていたな。
まともなころだったら、キャンセルして別の日に行ったりなんていう知恵が働いただろうに。

通院は、うつ病患者にとって回復のための治療とまず一番最初の社会復帰にむけてのリハビリです。
ちゃんと通った方がいいですよ。
欝をよくするには通院をすること。
これが大切だと思ういんぐでした。

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