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知らなかった自分

うつ病いんぐになって、自分について知ったことがある。
カウンセリングを通じて、いろいろ話していく中で気づけたように思う。

それは、いんぐは頼まれると断れない性質だったということ。
やりたくないことや興味のないことに対して、比較的うまく逃げたり断ってきたつもりだった。
でも意外とNO(ノー)といえないんだな、と知った。

意外と後輩や仲間思いだったということ。
あまり人と群れるのはすきではないのに、誰かのためになるなら、と働いていた。

ちょっとがんばればできるかな。
少し残って仕事をすれば終わるから、まぁやってもいいか。
この仕事を断ると、別の人に振られてその人が困るだろうから受けよう。
最近○○さん大変だっていっていたし、やってあげよう。

そんなことの積み重ねで、なんでもやっていたと思う。
自分を美化しているわけではないけれど、そんな風に働いていた。
相談を受けていた後輩のため、一緒に仕事をしているみんなのため、と思っていた。

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自分の時間を少しでも持ちたかったから、残業したり、家に仕事を持ち帰ったり、休日も仕事をしたりして、頼まれたことはどんどんこなしていった。
ただ、ちゃんとした自分の休みが欲しかったから。

でも仕事が早くあがれば、できる人とも思われただろうし、終わってない人の手伝いをして欲しいという風になって、また仕事を頼まれる。
その繰り返しになっていった。

いんぐが体調を崩した時、今まで自分がフォローしていたように周りはやってはくれない現実を知った。
いんぐがつらいという前に、頼られる。
いんぐはつらいといいだせずに、またがんばる。
そんな繰り返しになって、身も心もぼろぼろになっていった。

仕事でミスをしないかという緊張感と不安、めまいや動悸、変な汗がだらだら流れたりしたり、体調の変化は明らかだった。
つらい、つらい、つらい・・・。

なんでみんな助けてくれないの?
なぜこんなにつらいのにまだいんぐに頼ってくるの?

上司に体調が思わしくなく、仕事が思うようにできないと相談した。
休職している上司(うつ病)のようになりたくないから、これ以上無理したくない、と泣き泣き相談した。
その頃にはご飯もあまり食べられなくなっていたし、食事は誰もいないところでとるようになっていた。

そのときは気づかなかったけれど、もうこのころから、おかしくなっていたんだと思う。

このような状態の中で仕事を続けていって、破綻した。
上司にEAPに相談してみたら・・・と言われ、電話して病院に行くことになった。

休職しているけれど、みんなで仕事してくれている。

組織は個人を守ってくれない。
使い捨てのこまにならないように、自分のことは自分で守らなければだめなんだな。

休んでわかる現実かな、と句にしてみたいんぐでした。

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- PutiRaku -


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