職場復帰の第一日目。
大仕事となった、復帰のごあいさつまわり。
社長からいろいろこれからのことについて、お言葉をいただきました。
ありがとうございました。
うつ病いんぐとなった今は、おっしゃるとおり
「ゆっくりゆっくりのんびりのペース」
で仕事をしていこうと思います。
鬱病療養後の状態を理解してくださっていて、安心しました。
いんぐの職場の社長室というのは、最上階にあります。
だから、つらい経験となった部署(暗黒の闇とよんでいますが)をエレベーターで通過していかなければなりません。
エレベーターがその階で停まったらどうしよう。
そのフロアから一緒に働いていた仲間とあったらどうしよう。
そ、そして何か言葉をかけられたらどうしよう。
そんな動揺がありました。
だって、この復帰というのもまだリハビリの段階。
あまりにもストレスだったらまたつらい状態に逆戻りだし、また休まなくちゃいけない。
本当の回復と元気を手に入れたわけじゃない!
厳密に言えば、「元気な状態」でも「復帰」でもまだないんです。
こんなふうになったのも、ひどい労働環境の中で働かされたせいだって思いはゼロではないのが正直なところです。
手術までするような病気の状態で、
「体調が悪くて倒れそうなので、今日の仕事は軽減して欲しい」
といっても、
「人手がない」「できる人材がない」といわれて働かざるを得なかった。
極度の緊張状態がずっと続けていんぐは働いてきたのです。
あまりにもきつい現状で、病人にも優しくはできないくらい他のスタッフも限界だったのでしょう。
いつもなんでも請け負ってきたいんぐだったから、周囲はいつもどおりに頼んでいたのでしょう。
それにスタッフの経験や年齢は、いんぐよりも下のことが多かったからみんなもよりかかりたかったのかもしれませんね。
そうやって心の整理はつけることができているのだけれど、自分のつらかった思いも事実。
これは働きながら少しずつ乗り越えるしかないとは感じています。
申し訳ないけれど、こういう気持ちがある以上は素直に
「元気なりました」とか、
「いろいろご心配おかけしましたが、復帰することができました」というような
社交辞令的な言葉を、軽々しく発言することができないんです。
一緒に働いていた人には特に・・・。
うつ病いんぐになって、さらっと流せない話なんです。
敏感すぎるかもしれないけれど、それほどいんぐにとってはつらい時間だったから。
だから
「休職当時のフロアにいくことは今はできません。
それにそこで働いている人たちとは、今は会いたくないし会えません」
と上司には伝えました。
それ以外に今のうつ病になったいんぐを守る方法はないから・・・。
動揺したり、感情が大きく乱れることもあると思う。
その時に相手がいた場合のフォローをお願いしたいということも伝えました。
なんでも言葉にして伝えなければわかってもらえないだろうし。
気持ちや抱いている感情を封印しようとしたり、隠したりしようとすると今のいんぐはまた壊れてしまいそうだから。
いんぐ自身が苦しむだけじゃなくて、上司もまた理解できずに苦しむだろうと思って正直に伝えました。
自分を客観的に観察した現状を伝えただけですが、理解していただけました。
そして上司は、
「大丈夫。
いつかきっとあなたがいうように、乗り越えられる日はくるから。
今はそれでいいし、無理はしないこと。」
そう言葉を付け加えてくださいました。
よかった。
勘違いや誤解が生じるようなことがなくて・・・。
憎んでいたり、うらんでいるわけではないのです。
そういういんぐが抱えていた葛藤も理解していただいていました。
よかった。
ここでなら働いていけそう。
上司になんでも言葉にして伝えていこう。
それがお互いにとって、いい方法のようだから・・・。
救われた気持ちになった、うつ病いんぐでした。
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¥3300 | ¥8880 | ¥75600 | ¥22500 |
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¥148890 | ¥137970 | ¥200 | ¥1470 |
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¥630 | ¥619 | ¥630 | ¥1680 |
- PutiRaku -
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