社会復帰二日目。
元上司との再開で、ぐらぐら大揺れしているうつ病いんぐの心。
涙がとまらず、泣き続けていました。
なんとか泣き止みたいとおもうのに、意と反して涙があふれてくるのです。
休職する前後に、毎日のように
「つらい」「休めない」「みんなの迷惑になる」
といっては、泣き続けていたのに・・・。
つらい経験は過去のことだと、気持ちの整理がついたと思っていたのに・・・。
「つらかった」と感じただけでも、そのときと同じように涙がいっぱいこぼれてくるのですね。
つらかったときの涙や悲しみの涙というのは、枯れないのですね。
そばに寄り添ってただ泣き続けるいんぐを、ただそこにいて上司は見守っていてくれました。
申し訳ない、と思いながらも泣くことしかできなくて。
「泣いてばかりですみません」
と、伝えた。
「いいんだよ、いっぱい泣きたいだけ泣いていいよ。
驚かせちゃってごめんね。」
と声をかけてくれました。
部長が元上司を突然連れてきたのだから、上司が悪いわけではありません。
「ただ、驚いてしまってどうしていいのかわからなくなってしまったんだと思います。
まだちょっと早かったかもしれません、私には・・・。」
困らせているのはわかるから、困らせないように一生懸命に伝え始めたいんぐ。
「きっと、部長も私の復帰を喜んでくださってされたことだとはわかります。
遅かれ早かれ、いずれはお会いすることになったとは思いますから、きっとこれでよかったんだと思います。」
そんな言葉を発していた。
一応社会人なんだ、と実感。
とっさに出た言葉とはいえ、今感じているいんぐ自身の「つらい」という思いが大半を心にあるのに・・・。
これって思いやりなのか。
それとも、本音と建前なのか。
よくわからないけれど、相手の立場を尊重した発言をしている自分に驚く。
でもこれは一理ある。
信頼している上司がいる時に、しかも部長もいて元上司との再会ができたのだ。
もしこれが、職場内で不意に出会ったらどうだっただろう。
見守られている中で、再開を済ませてよかったのかもしれない。
後付の理由にしても、すべてのことをいい風に解釈したほうがいいと思うから。
「でも正直つらいです。
過去のこととだと思っていたのに、顔を見ただけでつらかった職場の風景や出来事が思い出されて。
なかなか抜け出せなくなっちゃってます。
今日できたことやこれでよかったんだ、と思おうとしてもなかなか切り替えられないんです。」
自分の今感じていることを言葉にしていた。
そして
「もう、あの当時のつらいって感じて苦しんでいた時代には戻りたくないんです!
もう絶対に嫌!!
こんなふうに薬を飲み続けなければならない、抑うつ状態に戻るのはもういやなんです。
だから、慎重にいきたかったのに・・・」
もう、ぐちゃぐちゃ。
変な顔になっていたと思うけれど、上司の顔見て宣言していました。
これが、いんぐの本心だったのかも・・・。
「欝状態にもどりたくない」
これがいんぐの本当の思いだと気がついた。
泣きながら訴えたこの言葉。
いんぐ自身にも、上司にもきっと重く響いた言葉だったと思う。
この宣言をして、しばらく泣いたら少し落ち着いた。
時間は12時30分。
もう30分もオーバーしている。
帰らなくちゃ・・・。
「少し落ち着いたところだとおもうけれど、帰れる?」
と上司。
また涙の嵐に襲われる前に帰ろう。
まだ余震が感じられる。
いつスイッチが入ってもおかしくない感じ。
早く帰ろう。
おうちへ帰ろう。
大激震の衝撃でくたくたになっている、うつ病いんぐでした。
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- PutiRaku -
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