休職し始めた時、人と話すこともつらかったからずっと家にいた。
言葉を交わすのはたーぞうくらい。
親には休職していることがなかなか言い出せなかった。
いんぐなりに考えてのことだったんだけど・・・。
娘がうつ病になったと聞いたら、ショックを受けるだろうと思った。
親に心配かけたり、悲しませるようなことはしたくないといつも思っていた。
今の自分の状況が自分でも受け入れられなかったから、話す言葉が見つからなかった。
いつもいんぐの調子でとても会話できる状態ではなかった。
だから親にはなかなか言えなかった。
結局話したのは、薬を飲んで落ち着いてから・・・。
電話で仕事を休んでることを話していたら、自然と涙があふれてきた・・・。
心配するいんぐパパの声をきいて、つらくなっちゃった。
大人になったいんぐなのに、話しているいんぐはまるで子供のようだった。
うつ病なんていう病気のことを、親は理解できるはずがないと思っていた。
でもそうじゃなくて、そんな病気の正しい知識ではなくて、親からの無償の愛を感じた。
親は親。
親にとったら成人してもわが子はいつまでも子供。
そんな親の偉大さとやさしさを感じた。
今も思い出すだけで、涙が出てくるよ。
電話なのにやさしさに包まれた感じだった。
ありがとう、心配してくれたいんぐパパ。
それからたびたび帰省するようになった、うつ病いんぐでした。
Amazy |
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