鬱病といわれ休職したけれど、その間も上司と親友から心配するメールをもらっていました。
始めのうちはそれにお返事をだしていましたが、途中から遠慮させていただくことにしました。
それはやっぱり、いんぐにとってつらかった経験をいっぱいした現場で、今も働いている人たちだから。
なぜ気がついてくれなかったの?
なぜいんぐはひとりでこんなに苦しくてつらいと感じる日々を過ごしているの?
そんな思いもありました。
自分のつらかった職場のことを思い出すし、自分の居場所がつらかった現場にある人に自分のつらかった経験を伝えるのは傷つけてしまう気がして・・・。
特に「親友だから」という言葉で、彼女とのかかわりの中で抱いた感情もしまっていました。
でも今になって出てきました。
つらかった思いはしまいこんではおけない。
すべて吐き出してすっきりしてしまうほうがいい!
そうしない限り、いつまでたっても「鬱病いんぐ」から「いんぐ」に戻れないことにも気がつきました。
職場に復帰したので、いつどこであうかもわかりません。
復帰してすぐの二日目に再会した元上司の時のように、ものすごい動揺と不安と緊張はもうしばらく味わいたくありません。
体だけでなく、心の負担がかなり大きかったから・・・。
働いていたつらい思いや恐怖心が襲ってきてしまうのです。
働いていた場所もそこいる人に罪はないけれど、今の私には荷が重すぎます。
もし遭遇してしまったら・・・。
うつ病いんぐコースターが走り出して、「つらい・つらかった螺旋ループ」にはまってしまいます。
長く続くこのらせんのコースはしばらく足を踏み入れたくないのです。
親友と働いていた時間も、
「つらいことがあったんだ」
と認めることにしました。
親友だから・・・、
いんぐのことを思っていってくれた言葉だから・・・、
と言い聞かせていました。
つらい経験になっているはずがない、と思いたかったから。
でも、この思い込みや思い込もうとする行動をやめることにしました。
自分でもよくわからないけれど、認めるのが怖かったのかもしれません。
でもやっぱりつらい言葉になってしまった言葉あったわけで。
だから暗黒の闇で今も働く彼女には悪いけれど、今は距離をおかせてもらおう。
いんぐ自身を守るため。
いんぐ自身がつらかった思い出を乗り越えるために。
とにかく今はリハビリの軽作業に徹します。
遠くから親友の活躍を応援したいと思います。
いつか時間がたったらわかってくれることでしょう。
だって、親友と呼べる数少ない友達だから・・・。
そう祈っている、うつ病いんぐでした。
Amazy |
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