職場復帰して第二週目の金曜日。
EAPのカウンセラーに、一週間の様子の報告をしました。
先週、第1週目と2週目の1日を経験したところでの報告をしました。
そのなかで、現在もまだ「休職扱いであること」を伝えました。
とても驚かれていました。
そこでカウンセラーの方も、休職の扱いで復職プログラムを展開していくのかを職場に質問したようでした。
というのも当初のEAPの提案では、復帰扱いとして社会保障が受けられる状態で受け入れることを提案してあったからです。
もし休職扱いだとしたら、通勤の往復路で事故が起こった時の保険問題がおこります。
仕事中の事故などの労災問題も生じる可能性があります。
仕事中のミスや責任の所在があいまいな点もあげられます。
通勤ができるようになった場合、それまでの拘束時間に対する保障(給与)はどうなるのか。
休職扱いのままでいくのか、それとも復職として迎え入れるのか。
これは大きな問題だと思います。
患者本人だけでなく会社側にも不利益が生じる可能性があるので、その点ははっきりさせておいたほうがよいようです。
社会復帰をした患者にとってのメリットはどうなのか?
いんぐが考えるところ、上記の保障問題以外に収入の問題があるように思います。
職場復帰する時に、短縮勤務からスタートするとしたら・・・。
休職扱い中であれば、傷病者手当金が請求できるのである意味安定(申請から復帰が1年半以内なら)。
復帰(休職解除)と扱われるのなら、短縮勤務となって不足した労働時間は欠勤扱いになります。
残された有給で消化させることができるのか・・・。
あとは、精神的な負担を自分自身が感じるかどうかの問題でしょう。
通勤を始めて本当にどうなるのかわからないなぁ、と実感しました。
ストレスが大きすぎて逆戻りもありうるからです。
それに一週間のうち1日通うところから始めることもあるでしょう。
復職するときの自分自身の症状や状況によるのでしょうが。
仕事ではなくてリハビリだと考えられることで気が楽になるかもしれないから、
休職扱いを続けるのか、解除するのかは状況に応じてになるかと思います。
結果としてうつ病いんぐの場合は、休職扱いから職場復帰を始める方が気が楽でした。
通常の勤務時間まで職場にいられるようになったら、復職扱いの時期を考えてほしいとは伝えました。
「休職扱いだから、仕事に出勤して来ているのではない」
と開き直ることができたおかげで、疲れたら休むことに抵抗がなくなりました。
正規の理由で、専門的な仕事から離れられる気持ちにもなって堂々とできました。
それに本来の仕事ではない事務的な軽作業をやっていても後ろめたさがないしこれでよかったかな。
「給料をもらっているのにみんなより楽させてもらって」
という気後れをしなくていいから。
いんぐは「休職扱い」を続けることにしました。
皆さんの場合はいかがでしょうか?
ストレスを感じずにやっていけそうな気持ちのうつ病いんぐでした。
Amazy |
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