社会復帰生活第三週。
軽作業を半日続けています。
ちょっとしたリハビリです。
いえいえ、今のうつ病いんぐにしたら立派な作業療法です。
しかも無料でやらせてもらっているし。
こういう欝病後の社会復帰プログラムを患者会の人や支援してくださる方々によって開かれています。
軽作業を通じて社会との接点をもつことが目的のようです。
その場所への通所もしなければならないので、リハビリと呼べる内容です。
うつ病いんぐもうつうつうつつな状態から脱して、ある程度日常生活ができるようになった時に
「社会復帰に向けて、何かやりたいな」
という気持ちになりました。
「バイトをして、人とコミュニケーションをとる練習をしようかな」
と思いましたが、正社員のためバイトはできません。
それにバイトをしたことで、疲労がたまって暗いうつうつな世界に戻るのもこわくて。
お金にも困っているし、社会経験を通じてリハビリになればと思いましたがやめました。
バイト先にも迷惑がかかるでしょうし・・・。
そういった社会復帰のためのリハビリというものもあるので、興味のある方はお調べになるといいかもしれません。
医師からすすめられる人もいるし、家族や支えてくださっている方の勧めによって通う方もいます。
同じ病気に苦しむ患者どおしの支え合いにもなるので、おすすめです。
うつ病いんぐは結局そういうことはしませんでした。
日常的な生活の中で、少しずつ外出を増やしたり、友達の子供とお留守番したりすることを通じて、
少しずつ社会生活に戻るための練習として、やっていました。
今は職場に通勤できています。
職場でリハビリができるのは、とてもありがたいことだなと感じております。
職場の空気や雰囲気を味わいながら、仕事場の様子をみる。
外に居た人間が、少しずつもとの職場という社会に戻るにはいい足慣らしのように感じています。
振り返れば、通勤の練習というリハビリをしていたのでした。
その当時は、
「そんな面倒くさいことはしたくないっ」
と思っていましたが、言われるがまますすめられるがままやっておいてよかったです。
鬱病がよくなったからといって、すぐに職場復帰はおすすめできません。
思っている以上に集中力が落ちているし、家で静養している空気と職場の空気は違うからです。
職場に復帰するまえには、復帰に向けてのリハビリをした方がいいですよ。
職場復帰のためのリハビリを終えてから、次の段階のリハビリをしましょう。
「職場」という場所になれるために、職場でリハビリをするのです。
鬱病いんぐのように、今までやっていたこととはまったく違う内容になるかもしれませんが、
軽い作業から戻ることをオススメします。
上司の事務的な仕事のお手伝いとか事務の方のお手伝いという形で・・・。
理想かもしれないけれど、本当に思っていた以上に疲れるし仕事ができないので・・・。
そんな自分にがっかりして、また頑張り出したり悩み始めるよりもいいかなと思います。
もうあの欝病の苦しい闇の世界に戻りたくないでしょうから。
リハビリ、リハビリ、リハビリといつまでたってもリハビリのままなのかな、なんてちょっぴり心配ですが。
そこはうつ病いんぐが開拓して皆さんに報告していきますね。
安心して下さい。
本当に復帰できるまでが、どんな感じかなって。
今はリハビリでも、本当の仕事に復帰できる日を信じています。
本当の意味で復職できる日がくるように、今のリハビリ生活を大切にしていきたいなと思っています。
無理をしないで、のんびりと・・・。
そう言い聞かせている、いんぐでした。
Amazy |
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